SRE 残留応力除去(低減)装置  FORMULA62

“FORMULA62″とは、米国Stress Relief Engineering Co. (SRE)により開発された機械的共振振動エネルギーを対象物に与えることにより、金属の残留応力を除去する装置です。低周波振動を応力の一番ピーク時に使用し、機械加工等でバランスを失った金属原子構造のバランスを再生します。熱処理、機械加工、冶金、薬品、溶接、鍛造、鋳造等による残留応力不均一による寸法、精度の狂いを最小限に抑えます。

金属・非鉄金属であれば形状に関係なく使用出来ます。但し、冷間・押し出し加工品、金銀等の非常にソフトな材料には向きません。炭素鋼、合金鋼、工具鋼、アルミ合金、マンガン鋼、インコネル、チタン、ステンレス、鋳鉄、アルミダイカスト、鋳造品、鍛造品、精密金型、鋳物、溶接構造物等利用範囲は広く、効果も計り知れません。機械的組成、冶金学的構造、化学組成、硬度、金属疲労強度等材料の組成を失うことなく処理出来ます。自動サイクル運転も出来ますので特別な技術も必要ありません。0.5Kgから150トンの大物迄使用範囲は広く、特に炉に入らない大型装置には大きな生産性が期待出来ます。

使用例として、大型シャフト・中ぐり研削・精密スピンドル加工・鋼板コラム溶接・鋳物スライドレール研削・橋桁構造物溶接等々、小物部品は振動台を利用して一括処理出来ます。フォルクスワーゲン、ベンツ、アルセロール・ミタル等多く世界有数の自動車・鉄鋼関係での溶接ライン、自動車関係のブレーキドラムやスキッドライン等でも使用されています。その他の実績分野として、橋梁、石油プラント、工作機械、航空機、自動車製造工場、金型製品、造船、鉄道車輌等々。

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